ドコモからワイモバイル(Ymobile)へ!乗り換えの注意点や手続き方法は?
この記事では、ドコモからワイモバイル(Ymobile)への乗り換えを考えている方に向けて、情報をまとめました。
具体的には、
-
- 料金
- データ通信量、通信速度
- その他サービス
この3点を中心に、メリット・デメリットを項目ごとにご紹介しています。
「乗り換えをしようかどうか検討中…」
「ワイモバイル(Ymobile)に変えたらどのくらい安くなる?」
「ドコモに比べて、通信が遅くなるって聞いて不安…」
こんなお悩みや疑問を持つ方には、特に読んでいただきたい内容となっています。
記事の後半では、実際にドコモからワイモバイル(Ymobile)への乗り換え手続きの手順も紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
Contents
乗り換え検討のポイントは3つ
乗り換えを検討される際に、特に注目しておきたい点は3つあります。
それは、記事の冒頭でご紹介した、
- 料金プラン
- データ通信量、通信速度
- その他サービス
の3点です。
ワイモバイル(Ymobile)公式サイトの料金シュミレーションで、自分の現在の料金と比較してみましょう。
料金プランのメリット・デメリット
ワイモバイル(Ymobile)とドコモでの料金の比較は以下の表にまとめています。
ワイモバイル(Ymobile) | ドコモ | |
---|---|---|
基本料金 | なし | 【カケホーダイ】 2,700円【カケホーダイライト】 1,700円 |
インターネット接続 | なし | SPモード 300円 |
データ定額料 | 【スマホプランS】 (定額) 2GB(3GB) 1,980円【スマホプランM】 (定額) 6GB(9GB) 2,980円【スマホプランL】 (定額) 14GB(21GB) 4,980円 |
【ベーシックパック】 (使用量に応じて) 1GB 2,900円~3GB 4,000円~5GB 5,000円~20GB 7,000円【ウルトラデータLパック】 (定額) 20GB 6,000円【ウルトラデータLLパック】 30GB 8,000円 |
合計 | 1,980~4,980円 | 4,900~11,000円 |
※「ワンキュッパ割」「スマホプラン割引」を適用しています。
※ワイモバイル(Ymobile)のデータ通信量は、データ増量無料キャンペーン適用時の数字です。
メリット①:データ定額料がお得
ワイモバイル(Ymobile)とドコモとの大きな違いは、月々の料金です。
その大きな要因は、
- ワイモバイル(Ymobile)の基本料金は無料
- データ定額料がお得である
の2点です。
具体的に見てみましょう。
ワイモバイル(Ymobile)は、データ定額料についてデータ通信量が少なくても問題ないという人であれば、最安値の1,980円で済みます。
ドコモだと、同じようにデータ通信量を抑えようと思った場合でも、「1,700円(カケホーダイ)+300円(SPモード)+2,900円(ベーシックパック1GB)」で4,900円と、約3,000円の差が出てきます。
逆に、データ通信量をもう少し多く使いたい場合も見てみましょう。
ワイモバイル(Ymobile)は、データ増量無料キャンペーンにより、月々21GBの通信量を月額4,980円で利用することができます。
それに対して同じような容量をドコモで利用しようと思ったら、8,000~9,000円程度(カケホーダイライト+ベーシックパック~20GB or ウルトラデータLパックで計算)の費用がかかってきます。
このように、基本料金とデータ定額料の料金差で月々の金額が大きく変わってきます。
メリット②:料金プランがわかりやすい
料金プランについても、ワイモバイル(Ymobile)は非常にシンプルな料金プランとなっています。
データ通信量に応じてプランを選ぶだけなので、あれこれと迷う要素が少なくなります。
ドコモのプランは使用者の細かなニーズに応えるため、料金プランが細かく分かれています。
まず、基本料金のカケホーダイとカケホーダイライトは、通話の頻度によってどちらかを選ぶ必要があります。
データ定額料は、使った分に応じて料金が変わる「ベーシックパック」か、あらかじめ大容量の定額制「ウルトラデータパック」から選ぶようになります。
ご自身が通話や通信の頻度を把握できている方にとっては、細かくプランを選ぶことができるのはメリットになります。
しかし、「インターネットはあまり使わない」「プランが複雑でよくわからない」という人にとっては、ドコモのプランを選ぶのは大変ですし、無駄のある契約内容になってしまう可能性もあります。
メリット③:端末を安く購入できる
乗り換えの際に、新しい端末が欲しいという人にとってワイモバイル(Ymobile)は他社にはない端末購入のメリットがあります。
キャンペーンによっては、端末が500円で購入できるキャンペーンがあったり、タイミングによっては0円で購入できることも!
また、iPhoneシリーズも取り扱っています。
最新機種はないのですが、「iPhoneSE」「iPhone6s」「iPhone7」も選ぶことができます。
メリット④:10分以内の国内通話は無料
ワイモバイル(Ymobile)の通話料は、1回10分以内であれば回数無制限で無料通話ができます。
これはワイモバイル(Ymobile)同士の通話に限らず、他社のスマホ・ケータイ、固定電話への電話も無料通話の対象です。
また、「10分の通話では足りない」という場合は、オプションとして「スーパーだれとでも定額(月額1,000円)」があります。
このサービスを利用することで、通話時間・回数ともに無制限で国内通話がかけ放題となります。
デメリット①:1年後には1000円割引が無くなる
上記の表でご紹介したワイモバイル(Ymobile)の料金は、「ワンキュッパ割」を適用した金額です。
ワンキュッパ割とは、新規、他社からの乗り換え(MNP)、または契約変更でスマホプランS/M/Lで契約すると、データ定額料から1,000円割引されるキャンペーンのことです。
この割引期間は1年間となっていますので、2年目からは1,000円の割引がなくなってしまいます。
デメリット②:2年縛りがある
上記でご紹介した「ワンキュッパ割」を適用するためには、2年間の契約が必要です。
いわゆる「2年縛り」というものです。
契約月以外での解約をすると、9,500円の違約金が発生してしまいます。
例えば、現在ドコモの利用で月々8,000円の料金を払っている人は、スマホプランS(1,980円)に切り替えることで、月々6,000円の節約に繋がります。
仮にドコモの解約で違約金9,500円が発生しても2ヶ月間で元を簡単に取ることができます。
早く行動に移した分だけお得になります。
データ通信量・通信速度のメリット・デメリット
ワイモバイル(Ymobile)の通信量は、以下の3つのプランがあります。
- スマホプランS:1,980円⇒2,980円
- スマホプランM:2,980円⇒3,980円
- スマホプランL:4,980円⇒5,980円
メリット①:通信プランは無料で変更可能!
「自分がどのくらいデータ通信量を使うのかわからない…」という人も安心してください。
選んだプランは途中で変更することも可能です。
「プランSを選んだけど、やっぱりもっと使いたい」
「プランLまで使わなかったから、プランMに変更しよう」
実際に利用してみて、契約を改めて見直すことで無駄な出費を抑えることができます。
※変更内容によっては、各種割引の減額や解除などがあるためご注意しましょう。
メリット②:通信速度は安定して早い
ワイモバイル(Ymobile)は、格安SIM各社が提供しているMVNO回線とは違い、ソフトバンクの回線を利用したMNO回線を利用しています。
そのため、格安SIMではよくある回線が混み合う時間帯(お昼や夕方)は、インターネットに接続しづらいといったことがなく、安定した速度で利用することができます。
メリット③:ソフトバンクWi-Fiスポットが利用できる
「ソフトバンクWi-Fiスポット」とは、外出先で気軽に無線の高速インターネットを利用できる、公衆無線LANサービスのことです。
動画の視聴やアプリのアップデート・インストールなどをWi-Fi環境下で行うことでデータ通信を節約することができます。
メリット④:データ通信量の追加購入も可
規定のデータ通信量を超えてしまった場合でも、500MB(0.5GB)ごとに500円で追加容量を購入することができます。
また「快適モード」※を利用することで、例えば「データ通信量を超えてしまった場合、月に3回まで自動で追加容量を購入する」などの設定が可能です。
※快適モードは自動的にどんどんデータ容量が追加されていってしまうので注意が必要です。
デメリット①:大容量の通信プランがない
ワイモバイル(Ymobile)の通信プランは、ドコモに比べるとデータ通信量が少ないです。
1番大きい容量でもスマホプランLの21GB(データ増量込み)までです。
ドコモのウルトラデータパックLL(30GB)に使い慣れていると、物足りないと感じるかもしれません。
デメリット②:データ通信容量を越えると、ネット閲覧さえもストレス
データ通信量を超えてしまうと、通信速度が極端に低速化してしまいます。
低速時の通信速度は送受信時最大128Kbpsとなっていますが、ストレスなくインターネットの閲覧をするためには、送受信時最大1Mbpsからが目安です。
つまり、快適にインターネット閲覧ができる速度の約1/10ほどになってしまうので、苦痛に感じてしまうかもしれません。
ワイモバイル(Ymobile)の通常のデータ通信速度は、格安SIMよりは快適です。
データ通信量を超えてしまわないようWi-Fiの有効活用し、自分に最適なプランを考えることが大切になります。
データ通信量はドコモに比べると少ないと感じるかもしれません。
外出先で、動画の視聴やゲームでデータ通信量がすぐにいっぱいになってしまうようなら使い方を見直すか、ドコモのままの方が良いでしょう。
その他ワイモバイル(Ymobile)の特徴
料金や通信サービス以外について、ワイモバイル(Ymobile)ならではの特徴についてご紹介いたします。
iPhoneを格安で手に入れられる
ワイモバイル(Ymobile)は、お得に端末の購入ができるサービス・キャンペーンがあります。
その対象の端末の中には、人気のあるiPhoneシリーズも含まれています。
iPhoneは中古市場でもあまり出回ってない上に、価格も下がりにくい傾向にあります。
しかしワイモバイル(Ymobile)での契約で、例えば「iPhone6s」が500円で購入できる場合もあります。
Yahoo!プレミアムを無料で利用できる
「Yahoo!プレミアム」とは、Yahoo!ショッピングやLOHACOなどのネットショップをお得に利用できる会員制のサービスのことです。
このサービスを利用することで、ショッピングの際のポイントが5倍になるなどの特典があります。
通常なら月額462円の費用がかかるものが無料で利用できるのです。
貯まったポイントは、Yahoo!ショッピングなどのYahoo!JAPANのサービス、LOHACO、GYAO!で使えるので、もともとのユーザーさんにとっては有効的に活用できますし、これを機に利用を検討してみてもいいですね。
実店舗数が1000店舗以上!
ワイモバイル(Ymobile)で特徴的なのは、ドコモと同じように実店舗があることです。
他の格安SIMだと実店舗がない、もしくは少ないというところも多いのです。
実店舗のメリットは、契約の変更や修理を対面で対応してもらえること。
電話やインターネットのみでの対応に不安な人でも、実店舗が多いということは安心に繋がります。
中古でも手に入れることが難しいiPhoneもワイモバイル(Ymobile)を利用することで格安で入手することができます。
また、実店舗が多いワイモバイル(Ymobile)は、ドコモと格安SIMのそれぞれの特徴を併せ持ったような立ち位置とも捉えられますね。
手続き前の注意点
ドコモから乗り換えの手続きに入る前に知っておきたい注意点、準備についても触れておきます。
ドコモポイント、dポイントの失効に注意
解約の前に、ドコモポイント、dポイントの残高をチェックしておきましょう。
通常、ドコモの解約と同時にポイントも失効となってしまいます。
dポイントについては、dアカウントを保有していれば失効になることはありません。
dポイントをお持ちの方でdアカウントがまだない人は、解約前にdアカウントの登録をしておくことをおすすめします。
事前にMNP予約番号の取得が必要
「よし、ワイモバイル(Ymobile)を契約しよう」と思ったら、まずはドコモでMNP予約番号の取得が必要となります。
MNP予約番号とは、他社への乗り換えの際の引き継ぎに必要な番号のことです。
これがないと、現在の電話番号をそのまま使うことができません。
詳しい方法については、後ほどご説明いたします。
場合によっては、違約金や端末代の一括払いが発生
乗り換えのタイミングによっては、「違約金」と「端末の残債額の支払い」が発生します。
スマホの契約をしている方は、ほとんどの人が2年契約をされていると思われます。
この2年契約の途中で解約をすると違約金が発生してしまうのです。
また、端末を分割で支払っていて端末代が残っている場合は、解約の時点で残っている端末代を一括で支払う必要があります。
この乗り換えのタイミングで、一時的な支払いが発生するので注意が必要です。
SIMカードのサイズを確認
特にすでに端末を所有していて、SIMカードのみの契約をご検討の方はSIMカードのサイズに注意してください。
サイズは「標準SIM」「micro(マイクロ)SIM」「nano(ナノ)SIM」の3種類あります。
サイズを間違えてしまうと、使用することができません。
購入するスマホの対応しているSIMカードのサイズをしっかり確認しておきましょう。
キャリアメール(□□□@docomo.ne.jp)が使用できなくなる
キャリアメール(□□□@docomo.ne.jp)を利用している方は、ドコモを解約してしまうと利用できなくなってしまいます。
その場合は、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールを活用するか、「Y!mobileメール(□□□@yahoo.ne.jp)」を利用しましょう。
乗り換えのタイミングは、違約金のかからない更新月に行うことが理想ではありますが、更新月がまだまだ先の場合は、違約金を払ってでもお得な場合もあります。
例えば、ドコモからワイモバイル(Ymobile)への乗り換えで月々6,000円の節約になる場合、違約金として9,500円が発生しても、2ヶ月ワイモバイル(Ymobile)利用した方がお得になります。
最適なタイミングを考えてみましょう。
手続きの手順について
それでは具体的な手続きの手順をご紹介いたします。
手続き①:ドコモでMNP予約番号の取得
まずはドコモからMNP予約番号を取得しましょう。
この番号がないと、現在の電話番号をそのまま使うことができません。
MNP予約番号の取得は、電話、インターネット、ドコモショップから手続きを進められます。
- 電話での手続き
ドコモの携帯電話から:局番なしの「151」(無料)
一般電話から:0120-800-000
(受付時間:午前9時~午後8時) - インターネットでの手続き
「ドコモオンライン手続き」にて申し込みができますが、dアカウントが必要です。
(受付時間:午前9時~午後9時30分) - ドコモショップ
ドコモショップでも可能ですが、土日などは非常に混雑します。
予約してから行くこともできますので、店舗に問い合わせてみましょう。
(受付時間:店舗営業時間内)
手続き②:ワイモバイル(Ymobile)で手続き
MNP予約番号が取得できたら、契約手続きをしましょう。
契約は実店舗、もしくはオンラインショップでも申し込み可能です。
オンラインの場合は、「端末(端末も購入の場合)」「契約プラン」「支払い方法」を画面の指示に従いながら、申し込みを進めていきます。
また契約の際には、本人確認書類をアップロードする必要があります。
免許証などの書類をスマホのカメラなどで撮影し、そのデータを送信するだけで本人確認の手続きを完了することができます。
データとして送信すること難しい場合にはFAXでの手続きも可能です。
手続き③:端末が自宅に届くのを待つ
申し込みが済んだら、端末が自宅に届くのを待ちましょう。
だいたい申し込みから3日程度で届いたという人が多いようです。
手続き④:回線切り替えの設定
回線の切り替えが、自宅に端末が届いた翌日に自動的に切り替わります。
回線が切り替わると、今までのスマホが使えなくなり、ワイモバイル(Ymobile)のスマホが使えるようになります。
まとめ
1.乗り換え検討のポイントは3つ
乗り換えを検討される際に、特に注目しておきたい点は以下の3つの点です。
- 料金プラン
- データ通信量、通信速度
- その他サービス
2.料金プランのメリット・デメリット
現在ドコモの利用で月々8,000円の料金を払っている人は、スマホプランS(1,980円)に切り替えることで、月々6,000円の節約に繋がります。
仮にドコモの解約で違約金9,500円が発生しても2ヶ月間で元を簡単に取ることができるので、乗り換えを検討している方は、早く行動に移した分だけお得になります。
3.データ通信量・通信速度のメリット・デメリット
ワイモバイル(Ymobile)の通常のデータ通信速度は、格安SIMよりは快適です。
データ通信量を超えてしまわないようWi-Fiの有効活用し、自分に最適なプランを考えることが大切になります。
データ通信量はドコモに比べると少ないと感じるかもしれません。
外出先で、動画の視聴やゲームでデータ通信量がたくさん使ってしまうようなら使い方を見直すか、ドコモのままの方が良いでしょう。
4.その他ワイモバイル(Ymobile)の特徴
中古でも手に入れることが難しいiPhoneもワイモバイル(Ymobile)を利用することで格安で入手することができます。
また、実店舗が多いワイモバイル(Ymobile)は、ドコモと格安SIMのそれぞれの特徴を併せ持ったような立ち位置とも言えます。
5.手続き前の注意点
乗り換えのタイミングは、違約金のかからない更新月に行うことが理想ではありますが、更新月がまだまだ先の場合は、違約金を払ってでもお得な場合もあります。
例えば、ドコモからワイモバイル(Ymobile)への乗り換えで月々6,000円の節約になる場合、違約金として9,500円が発生しても、2ヶ月でワイモバイル(Ymobile)の方がお得になります。
違約金や端末の支払いだけにとらわれず、最適なタイミングを考えてみましょう。
6.手続きの手順について
ドコモからワイモバイル(Ymobile)へ変更の大まかな手順は以下の通りです。
(インターネットからの契約の場合)
- ドコモでMNP番号の取得
- ワイモバイル(Ymobile)で手続き
- 端末が自宅に届くのを待つ
- 回線切り替えの設定
ここまで、ドコモからワイモバイル(Ymobile)に切り替えについてご紹介してきました。
最初のちょっとした手間で、通信費がかなり節約できます。
しかし、もし今のスマホ代を高く感じているのなら、しっかり検討して乗り換えの行動に移していくべきです。
ぜひ自分にあったスマホのプランを見つけてくださいね。
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