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ワイモバイル(Ymobile)の違約金負担と解約方法、注意点について解説します!


端末代金・通話料コミコミで月額料金1,980円という、これまでのスマホでは考えられない料金のワイモバイル(Ymobile)ですが、解約した時のデメリットをハッキリさせたいと思います。

結論から言うと、ワイモバイル(Ymobile)の解約違約金は、docomo、au、ソフトバンクとほぼ同じで、格安SIM(MVNO)よりは縛りがキツイです。
縛りがキツイというのは、

・格安SIM(MVNO)→1年以内に解約で9,500円の解約違約金、その後はいつ解約してもOK
・ワイモバイル→2年以内に解約すると9,500円の解約違約金、その後は2年自動更新

と、最低契約期間が長い、契約が自動更新であるという条件の厳しさです。
とはいえ、長期契約で自動更新だからこそ、その分月額料金が安くなっているのも事実なので、2年は絶対使うという方であれば、ワイモバイル(Ymobile)はかなりオススメです!

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ワイモバイル(Ymobile)はdocomo、au、ソフトバンクと同じく、2年間自動更新の契約の代わりに、端末代金への割引が24回分付きます。
2年以降もワイモバイル(Ymobile)に契約し続けるメリットは、今のところそれほどないのですが、2年間は格安SIM(MVNO)よりも最安です。
今回はワイモバイル(Ymobile)を契約するに当たって押さえておきたい、解約におけるデメリットや、具体的な解約方法について、徹底的に解説して行きたいと思います。

ワイモバイル(Ymobile)の解約違約金

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ワイモバイル(Ymobile)の解約違約金は9,500円ですが、スマホとポケットWiFi、契約満期前と後では支払う金額が変わってきます。

スマホの場合

まずはスマホの解約違約金を見ていくと、例えば申し込んですぐに解約をすると、6万円以上の支払いが発生します。
解約違約金自体は、9,500円なのですが、それ以外に端末代金の残債を支払う必要があります。
「54,540円も!」と思われるかもしれませんが、ワイモバイル(Ymobile)では2年契約をする代わりに、端末代金を割り引く仕組みのため、2年以内に解約すると、その時点で端末本体に対する割引がなくなるので、なるべく2年は契約し続けた方が良いということになります。

時期 支払い
2年11ヶ月まで ・解約違約金:9,500円
・端末の残債:〜54,540円(iPhone5sの場合)
3年目 0円
3年2ヶ月以降 ・解約違約金:9,500円

ポケットWiFiの場合

ポケットWiFiの場合も、満期前に解約すると、違約金が発生するのと、残りの残債を支払う点は同じなのですが、満期が3年というところが注意です。
また、ポケットWiFiの端末代金と聞いてもピンと来ない方も多いと思いますが、実は結構高額な商品なんです。
3年契約している内は、端末代金分丸々割引が入るので、0円なのですが、解約した時点で割引が消えるので、契約した直後に解約した場合、48,800円もの代金を払う必要があるのには注意ですね。

時期 支払い
1年11ヶ月まで ・解約違約金:9,500円
・端末の残債:〜48,800円
2年目 0円
2年2ヶ月以降 ・解約違約金:9,500円
携帯アドバイザー

【ワイモバイルは満期解約がおトク】
ワイモバイル(Ymobile)の契約の特徴は、以下の通りです。

・満期前に辞めると、端末残債がかかってしまうので、満期までは契約した方がいい
・満期を超えると、自動更新されてしまうので、満期ピッタリに辞めるのがおトク

つまりは、スマホなら2年、ポケットWiFiなら3年は最低持っていた方が良く、それぞれ満期を迎えたら格安SIM(MVNO)などに乗り換えるのが一番おトクなんです。

 ワイモバイル(Ymobile)の解約方法や注意点

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解約とMNPでは、若干手続き方法が変わってきます。

説明 種類 手続きの場所
解約 回線を停止すること。
その場で利用できなくなる
携帯電話、ポケットWiFi 店頭、郵送
MNP 電話番号をそのままで、他社に乗り替えること
※手続きした時点では、番号が発行されるだけなので、解約はされない。
携帯電話 店頭、オンライン、電話

店頭、オンライン、電話とそれぞれの手続き方法を見ていきましょう。

店頭での手続き(解約/MNP)

まず、ワイモバイル(Ymobile)のスマホやポケットWiFiを解約するには、店頭に出向く必要があります。
オンラインで契約された方も、店頭で契約された方も、解約は基本的には店頭でしか解約することは出来ません。

近くのワイモバイル(Ymobile)ショップはこちらからご確認ください。
→全国のワイモバイル(Ymobile)ショップ

【店頭以外の解約方法】
一応、郵送による解約もできるのですが、解約書が送付されて、自宅からワイモバイルまで現物を送って、ワイモバイル(Ymobile)で現物が受領されるまで、解約完了となりません。

解約書送付から解約完了まで、1週間前後かかり、その間に、契約更新月が過ぎてしまうと、違約金が発生してしまうので、なるべく店頭で解約することをオススメします。

■郵送による解約の場合の電話番号

[受付時間]9:00~20:00(年中無休)

ワイモバイルの電話から 151
他社の携帯電話、固定電話などから 0570-039-151

電話が繋がったら、短縮ダイアル「23」を押すと、オペレーターに繋がります。

ちなみに、ワイモバイル(Ymobile)の公式サイトに解約のためのページがあるのですが、「なぜ解約するのですか?」と言った質問が延々とされて、「そういう方にはこんなプランがあります」と提案があって結局解約手続きは出来ないので注意してください。
ワイモバイル(Ymobile)の解約は基本的には店頭でしか出来ないんです。

また、、MNPは電話、オンラインいずれの方法でも手続きは出来ますが、店頭でも手続きは可能です。

電話での手続き(MNPのみ)

電話番号そのままで、他社に乗り替える場合、つまりMNPする場合は、電話での手続きが手っ取り早いでしょう。
月末は解約する方が多いので、混みあうことが多いです。

[受付時間]9:00~20:00

ワイモバイルの電話から 116
他社の携帯電話、固定電話などから 0120-921-156

ここで短縮ダイアル「27」を押すとオペレーターに繋がります。

ネットでの手続き(MNPのみ)

My Y!mobileというワイモバイル(Ymobile)の契約情報を確認するためのマイページでも、MNP予約番号は発行することが出来ます。

解約・MNPするのに必要な書類は?

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店頭で、解約・MNPするのに必要なのは、免許証や保険証、パスポートなどの本人確認書類一点でOKです。
スマホやポケットWiFiなど、端末本体は不要なの?ということですが、端末本体がなくても、解約自体は可能です。
公式サイトには、印鑑が必要とも書いていますが、実際印鑑を求められることはありませんし、持ってくる方もいません。
なので、以下の本人確認書類を一点だけ持って行きましょう!

・運転免許証
・日本国パスポート
・顔写真付マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード(QRコード付)
・身体障がい者手帳/療育手帳/ 精神障がい者手帳
・健康保険証

本人確認書類についての詳細は以下をご確認ください。
機種変更する際の本人確認書類と同じです。
■ワイモバイル(Ymobile)のスマホに新規契約・MNP(機種変更)する方法は?手続きや本人確認書類のアップロード方法などを解説

【契約者本人以外でも解約は可能】
少し持ち物が増えますが、契約者以外の方が店舗に行っても、解約はすることが出来ます。
その場合に必要な書類は、
1. 本人確認書類
2. 代理人の本人確認書類
3. 委任状
本人がどうしても店舗に行けない場合は、代理人が店頭に行っても解約は可能です。
代理人と本人が一緒に住んでいて、二人の本人確認書類に記載されている住所が同じであれば、上記の3点のみで良いのですが、住所が異なる場合は、これ以外に区役所で発行できる戸籍謄本が必要です。
家族でも、家族でなくても代理人になることが出来ます。

携帯アドバイザー

【店頭で解約するには電話番号が必要】
店頭で解約するのに必要なのは、氏名、誕生日、電話番号の3点です。
氏名と誕生日については、上記の本人確認書類で確認することなっています。
電話番号もスマホやケータイであれば、覚えている方も多いと思うのですが、ポケットWiFiの電話番号と聞くと「?」という方も多いと思います。

ポケットWiFiの電話番号は、以下のようにポケットWiFiの端末情報というところから確認します。
ポケットWiFiは電話番号が2種類あることがありますが、どちらの電話番号を伝えても解約することは出来ます。
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さとるくん

電話番号が分からない場合は、端末本体も持って行けば店頭が全部やってくれるね。

電話やネットでMNPする際の本人確認書類は要らないの?ということですが、電話やネットの場合は、電話番号と契約時に決めた4ケタの暗証番号で本人確認を行うので、本人確認書類は不要です。

解約するといつから使えなくなる?

店頭で解約すると即時利用できなくなります。
また、解約処理自体も店頭でその場で行われます。
解約した月の料金が日割りになるのかですが、ワイモバイル(Ymobile)では、解約した月の月額料金は日割りになりません。
ワイモバイル(Ymobile)は月末締めなので、月初に1ヶ月分の月額料金を支払うことになります。

【MNP予約番号を発行するだけでは、解約はされない】
電話番号そのままで乗り換えをする際は、元の携帯電話会社に対しては、MNP予約番号を発行するだけで、その場では解約処理はされません。
実際に解約されるのは、他社で契約をした瞬間で、新しい契約がされた瞬間に、解約も同時に実施されます。
MNP予約番号の有効期限は15日間で、16日経つと、自然消滅し、そのまま元の携帯電話会社の契約が続くことになります。

契約更新期間が2ヶ月から3ヶ月に拡大

ワイモバイル(Ymobile)では従来契約更新月が契約日から25ヶ月目と26ヶ月目でしたが、今回、上記の図のように、契約日から24ヶ月目/25ヶ月目/26ヶ月目の3ヶ月間が契約更新期間になりました。
これは、ワイモバイル(Ymobile)の「Pocket WiFi プラン2(さんねん)」など、2年契約以外の定期契約期間が定められているプランについても同様です。

これまで、せっかく契約更新月だったのに、知らず知らずの内に、契約が自動更新されてしまった・・・という方も、無料で解約できる期間が伸びて、より契約更新月の期間中に解約がしやすくなりましたね。

なお、これらの変更は、3月1日に導入されますた、契約期間満了日が2月から3月に訪れる方は、その日によって更新期間が変わるので注意してください!

スマホアドバイザー

これまで、若干分かりづらいことに契約期間の満了月は解除料が発生しない更新期間には入っていなかったのが、今回変更で、契約満了月も更新期間になったということですね。

解約して残ったスマホ、ポケットWiFiは格安SIMでも使える

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スマホなら2年、ポケットWiFiなら3年契約すれば、晴れて満期になるので解約して格安SIM(MVNO)に行く方が、月額料金はぐっと安くなります。

ワイモバイル(Ymobile)で満期まで契約することによって、月々の端末への割引が受けられるので、端末を安く入手するならワイモバイル(Ymobile)はかなり使えます。

満期後に、端末が格安SIM(MVNO)で使えるかですが、ワイモバイル(Ymobile)でSIMロック解除をすれば、mineo(マイネオ)のauプランやUQモバイルを除く格安SIM(MVNO)では利用することが出来ます。
mineo(マイネオ)のauプランやUQモバイルはauの通信設備を利用しているのですが、ワイモバイル(Ymobile)とauでは通信方式が違うため、SIMロック解除をしても、通信することが出来ないんです。
格安SIM(MVNO)でワイモバイル(Ymobile)の端末を利用する場合は、OCNモバイルONE、IIJmio、楽天モバイルなどドコモ系の格安SIM(MVNO)で利用しましょう。

ワイモバイル(Ymobile)の端末の周波数は、

・2100MHz(Band1)
・1800MHz(Band3)
・900MHz(Band8)
・2.5GHz(Band41)

の4つの周波数が搭載されているものが多いです。

対して、OCNモバイルONE、IIJmio、楽天モバイルなど格安SIM(MVNO)はドコモを通信設備を使っており、そのドコモが使っている周波数が以下です。

・2100MHz(Band1)
・1800MHz(Band3)
・800MHz(Band6)
・800MHz(Band19)
・1500MHz(Band11)
・700MHz(Band28)

900MHz(Band8)や2100MHz(Band1)といった周波数は、ドコモは割り当てられていないため、ワイモバイル(Ymobile)の端末を格安SIM(MVNO)で利用しようとすると、2100MHz(Band1)、1800MHz(Band3)を利用してネットに接続することになります。
ワイモバイル(Ymobile)のスマホを日本全国どこでも通信はできるのですが、900MHz(Band8)など帯域が低い周波数、いわゆるプラチナバンドが使えないので、ビル内や地下鉄などの屋内で、ネットや電話が途切れてしまうというデメリットがあります。

携帯アドバイザー

とはいえ、ワイモバイル(Ymobile)の端末のラインナップは、iPhone5sやNexus5Xなど、格安SIM(MVNO)よりも質の高いものが多いです。
2年経っても十分利用できるため、全ての周波数を活用しきれる訳ですが、格安SIM(MVNO)で安いスマホを買うよりも、ワイモバイル(Ymobile)で3年目以降も同じ端末を使い続けた方が、ハイスペックな端末を安く使えるのでオススメです。
その場合、月々の支払いも、端末代金が一切かからないので、月々1,500円〜1,800円程度の維持費でスマホを利用できるので、かなり経済的です。

まとめ

1 ワイモバイル(Ymobile)の解約違約金

スマホもポケットWiFiも解約違約金は9,500円ですが、スマホは2年、ポケットWiFiは3年以内に解約すると、端末の残債を支払う必要があります。
実は、この端末の残債の方が支払い額は大きくなっていて、これがある故に、満期になるまでは解約しない方がおトクになっています。

2 ワイモバイル(Ymobile)の解約方法や注意点

解約→原則店舗のみ
MNP→店舗、電話、オンラインいずれでも可
と、解約とMNPでは手続きができる場所が異なります。
店舗はオールマイティです。
ただし、店舗で手続きをする場合は、本人確認書類と電話番号は必須です。
ポケットWiFiのように電話番号が分からないものについては、端末本体を持っていく方が無難です。

3 解約・MNPするのに必要な書類は?

・運転免許証
・日本国パスポート
・顔写真付マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード(QRコード付)
・身体障がい者手帳/療育手帳/ 精神障がい者手帳
・健康保険証
が本人確認書類として有効です、機種変更をする際の書類と同一ですね。

4 解約するといつから使えなくなる?

解約するとその場で利用できなくなります。
MNPする場合は、MNP予約番号を発行してすぐには解約にならず、転出先の携帯電話会社で契約した瞬間に、ワイモバイル(Ymobile)との契約が切れます。

5 解約して残ったスマホ、ポケットWiFiは格安SIMでも使える

ワイモバイル(Ymobile)の端末に搭載している周波数帯全てが利用できる訳ではありませんが、ワイモバイル(Ymobile)の端末はiPhone5sやNexus5Xなどハイスペックなものが多く、3年後でも十分使えるため、格安SIM(MVNO)で安価な端末を購入するより、リーズナブルに使えます。

ワイモバイル(Ymobile)ではスマホなら2年、ポケットWiFiなら3年経つまで、解約しにくい料金プランになっていますが、その分月額料金は低く抑えられていて、満期までの期間限定であれば、どこよりも安く使えます。
満期のタイミングで格安SIM(MVNO)に乗り替えるのが、最も無駄のない方法で、料金重視の方はまずは、ワイモバイル(Ymobile)から始めることとオススメします。

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